こんにちは。きなこです。
投資には興味を持っているけど、いったいFXと株って何が違うの?
今回はそんな疑問を持っているあなたにFXと株の違いについて紹介していきます。
FXと株は異なる特徴がありますが、投資を始めたばかりの初心者の方には違いが分かりづらいと思います。
本ページは、FXと株のどちらをやろうか迷っている方のためのページでもあり、もうすでにどちらかで取引をしている方の復習がてらに見ていただくページでもあります。
簡易的に紹介してますので、ぜひご覧ください。
投資対象
< FX >
世界各国の通貨ペア
FXは現物決済の株式とは違い、通貨の現物ではなく通貨ペアを売買し、その差額で決済をする差金決済取引です。
通貨ペアは約100種類(取扱ペアは取引業者により異なります)。
※XMでは127種類のペアの取引が可能。
< 株 >
上場企業の株式
証券取引所に上場している企業の株式が対象となります。
証券会社により取引銘柄数は異なりますが、約4000社の対象銘柄から投資に適した銘柄を選択し投資を行ないます。
取引時間
< FX >
平日24時間
※日本の祝日でも取引可能
3大市場
値動きが活発になりやすい3つの市場の時間帯を紹介します。
・東京市場 (8時~17時)
➡ 特に8時半頃~10時頃が値動きが大きくなる傾向があります。また、企業の決済日が多いゴトー日(5日や10日など5と10がつく日)は、円安ドル高になりやすいといわれています。
・ロンドン市場 (16時~25時)
➡ 夏時間(3月~11月) : 16時~24時
冬時間(11月~3月) : 17時~25時
16時頃から17時半頃までは値動きが大きくなる傾向があります。
・ニューヨーク市場 (22時~6時)
➡ 夏時間(3月~11月) : 22時~5時
冬時間(11月~3月) : 23時~6時
22時頃から23時半頃までは値動きが大きくなる傾向があります。
< 株 >
平日9時~11時半、12時半~15時まで
※日本の祝日は取引不可
日中はお仕事で、兼業トレーダーを目指すならFXの方が取り組みやすいね。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、エントリーと決済の価格差で得られる利益のこと。
< FX >
買い・売り
➡ 1ドル100円の時に買って、110円の時に売ることにより10円の利益となります。
この10円がキャピタルゲインです。
< 株 >
買い・売り
➡ 株を購入した時と売却した時の差益。
株価10000円の株式を100株購入(100万円) → 15000円になり売却(150万円) → 50万円の差益を得る。
この50万円がキャピタルゲインです。
インカムゲイン
インカムゲインとは、保有だけで得られる利益のことです。
< FX >
スワップポイント
➡ 通貨ペアの金利差によって発生する損益
スワップポイント注意点 : マイナススワップが発生するケースがある。
高金利通貨で低金利通貨を買う、低金利通貨で高金利通貨を売る場合は注意。
短期トレードではそれほど気にする必要はないが、中長期的な保有をする場合は注意が必要。
< 株 >
配当金
➡ 各企業の決算期に利益の一部を株主に還元するものです。
額は企業の業績により増減します。
株主優待
➡ 企業が株主に対して保有株式数に応じて自社商品やサービス券(優待券、割引券)などを提供する制度です。全ての企業が実施しているわけではありません。
必要資金とレバレッジ
< FX >
必要資金 : 数百円~ (取引業者により異なります。)
: XMでは1万円の入金から始められます。
レバレッジ : 国内の取引会社で最大25倍。
: 海外の取引会社では1000倍(XM)や5000倍、無制限というところもあります。
< 株 >
必要資金 : 数万円~ (株価、銘柄により異なります。)
レバレッジ : 現物取引1倍、信用取引3倍
手元に余裕資金がなければFXから初めてみるのがおすすめです。
XMなどの海外のFX業者は日本の金融庁にあえて登録していません。
その為、高いレバレッジの設定が可能となっています。
また、ゼロカットシステムの導入が可能といったメリットもあります。
※ゼロカットシステム : ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになってしまった際に、FX業者が損失分を負担して口座残高をゼロに戻してくれるシステム。
変動要因
< FX >
経済動向 : 雇用統計、GDP、物価、株価など
金融政策 : 利上げをした国の通貨は買われる傾向があり上昇する
要人発言 : 主に政府関係者、金融関係者
地政学的リスク : テロや戦争、財政破綻、災害などから生じるリスク
< 株 >
企業の業績 : 決算だけではなく新規事業開始や業務提携、M&A、IRなども株価に影響があります。
為替動向にも株価は左右される傾向がある為、経済動向や地政学的リスクなど情報収集はFXより多いと言えるでしょう。
税金
給与所得者は年間20万円以上の利益があると確定申告が必要となります。
個人事業主などの非給与所得者は年間38万円以上の利益があると確定申告が必要です。
FXも株も利益から損失額を差し引いた金額を申告する必要があります。
< FX >
FXの決済利益は雑所得。
FXでは海外FX会社と国内FX会社で税金制度が異なります。
海外FX : 累進課税となり利益が増えるほど税額も高くなっていきます。
国内FX : 分離課税となり一律20.315%(所得税15%・住民税5%・復興特別所得税0.315%)の税率となります。
利益が100万円など少ない場合は海外FXのほうが税金は少なくなることがあります。
損益繰越 : 国内FXでは3年間の損失繰越が可能。
: XMなどの海外FXでは損失繰越は不可。
< 株 >
株の売却益は譲渡所得、配当金は配当所得となります。
株式投資には特定口座という制度があります。
➡証券会社が年間の損益を計算して年間取引報告書を作成し、簡易的に確定申告が可能です。
源泉徴収ありを選択した場合は、所得税、住民税を源泉徴収し、代行して納付してくれる為、確定申告が不要となります。
FXに向いている人
・少額から大きな利益を得たい人
・資金が少ない人
・日中にお仕事をされていて帰宅後に取り組みたい人
株に向いている人
・ある程度の資金がある人
・配当金や株主優待を狙い中長期的な取引を行ないたい人
・日中に取引ができる人
あまり知識がなく初心者であり余裕資金も多くない、そして、
日中は仕事をしていて帰宅後や空いた時間でやってみたいという方は、FX一択だと思います。
FXであれ株であれ、どちらも勉強は必要です。
軽い気持ちで稼げるほど甘い世界ではありません。
月間で高い勝率を維持できるようになるまでに、数年はかかると思ったほうが良いでしょう。
当サイトでは、私自身の日々のFXトレード情報を記録として更新しています。
チャート分析方法など私のインプットした情報や経験を公開していますのでぜひご覧ください。