電話ボックスって最近見かけなくなりましたよねって声があったり、久しく使ってないのでどう使うんだっけと忘れてしまった方や、そもそも使ったことがない方もいらっしゃるとのことなので、公衆電話の使い方を紹介するよ!
公衆電話とは
公衆電話は誰でも利用できる公共の電話機です。
明治33年(1900年)9月に上野駅、新橋駅構内に街頭の公衆電話として初めて設けられ、翌10月には京橋に最初の電話ボックスが建てられました。
NTT西日本、NTT東日本などが運営しています。
近年、スマホなどの携帯電話の普及に伴い利用者が減っていることから電話ボックスが撤去されたりと公衆電話が減少傾向にあります。
全国の第一種公衆電話設置台数 : 108,655台(2022年3月31日時点)
参考資料 : https://www.ntt-east.co.jp/univs/univ-sub2.html
: https://www.ntt-west.co.jp/info/support/univ/pt/02.html
※第一種公衆電話 : 最低限の通信手段として誰でも利用できるよう屋外の公道に面した場所に設置してある公衆電話。
公衆電話は現在でも高齢者の利用があったり、通信障害や震災時など緊急時には必要となります。
通信を全ての国民に公平に利用できるようにするユニバーサルサービスや最低限の通信手段を確保するよう法律で公衆電話の設置が求められていることから国内からなくなることはなく、最低限の必要台数は維持されていくと思われます。
公衆電話の使い方 ~手順~
① 受話器を上げます。
② お金を入れます。
※10円玉か100円玉しか使えません。
もしくはテレホンカードを挿入します。
そうすると受話器から「プー」と音が聞こえます。
③ 電話番号を押します。
④ 相手の声の音量を調整することができます。
⑤ 受話器を戻すと返却口からお釣りが出てきます。
入れた10円玉のうち余った分が出てくるしくみです。
※100円玉を入れた場合は余ってもお釣りは出てきませんのでご注意。
さいごに
受話器取ってお金入れて番号押すだけですから簡単ですね!
10円玉1枚入れて固定電話にかけた場合は区域内で約1分ほど通話できるとのこと。
ただし、時間帯や距離によっては通話時間は短くなります。
最短で8秒しかもたないところもあります。
10円玉1枚入れて携帯電話にかけた場合は、全域・全時間帯で15.5秒通話が可能です。
詳細はこちら ⇒ https://www.ntt-east.co.jp/ptd/contents/mag_public_charge.html
110番や119番などの緊急通報ダイヤルは、受話器を上げてそのまま番号を押せばつながります。
電話機に「赤いボタン」が付いている場合は、受話器を上げて赤いボタンを押して番号を押せばつながります。