うさぎの島で有名な大久野島の休暇村に泊まってみましたのでご紹介します!
休暇村(きゅうかむら)大久野島
大久野島休暇村は、大久野島(うさぎの島)で唯一のホテルです。
1961年創業の老舗の宿泊施設となります。
うさぎの島でゆっくりと夕日を眺めたり、夜のお散歩を楽しんだり、温泉に浸かったり、瀬戸内ビュッフェを味わったりと、リゾート地うさぎの島を堪能するなら休暇村に泊まる以外に選択肢はありません。
休暇村大久野島の詳細 : https://www.qkamura.or.jp/ohkuno/
フェリー乗り場から休暇村までは徒歩約15分で到着できます。
フェリー乗り場と休暇村間はバスの運行がありますので絶対歩きたくないという方はご利用されると良いでしょう。
部屋 (和室10畳トイレ付)
定員5人のお部屋ということなので2人で泊まると結構余裕のある広さです。
冷暖房とテレビ付きで、館内はWi-Fi接続が可能です。
小さな冷蔵庫も付いております。
トイレはウォッシュレット付きで、なかなか居心地の良い空間でした。
洗面台には歯ブラシやドライヤーもあります。
お部屋の出入口付近は広かったです。
たこせんべいが置いてあり、美味しかったです。
布団は自分で敷くか、「床敷き札」をドアに貼り付けておくとサービスで敷いてくれます。
クローゼットの中には、タオル、バスタオル、浴衣、温泉に着替えやタオルを入れて持っていくカゴが用意されています。
浴衣は特大(180cm)からお子様(130cm)まで各サイズの用意がありました。
貴重品ボックスも完備されております。
テレビ台の中には延長コードが入っておりました。
コンセントの位置からすると、これはとても便利です。
今回は最上階の4階に泊まりました。
瀬戸内海が見える全室南側のオーシャンビューです。
上を覗くとツバメの巣がいくつかありました。
広場のうさぎ達も確認できます。
自販機
2階、3階、4階に自動販売機コーナーがあります。
2階にはアイスとビールの自動販売機があります。
電子レンジもありました。
温泉
大久野島には天然ラドンが湧いており、神経痛や冷え症、疲労回復などの効能があるといいます。
休暇村の2階に「大沓の湯」と「小沓の湯」の大小2つの温泉があります。
「大沓の湯」のほうが少し広い浴場となっています。
湯は熱すぎず、ちょうどいいのか少しぬるいと感じるかもしれません。
シャワー(カラン)の数は、「大沓の湯」は9人分用意されており、「小沓の湯」は6人分用意されておりました。
シャワー付近には以下のものが置いてありました。
「シャンプー」、「コンディショナー」、「ボディーソープ」、「かみとからだがあらえるりんごの香りのこどもフォーム泡夢」
「海洋性コラーゲン・ヒアルロン酸配合の固形透明洗顔石けん」(売店で販売)、「かかとやすり」(売店で販売)、「石けんシャンプー」(売店で販売)、「石けんシャンプー用リンス」(売店で販売)、「ボディーソープ」(売店で販売)。
脱衣所には、30人以上が利用できるカゴがあり、トイレ、体重計、水飲み場、貴重品ボックス、ドライヤー、化粧水、乳液、ヘアトリートメント、綿棒、ティッシュ、ミネラルBBクリーム(女湯)がありました。
時間帯によっては混むとのことです。22時以降は比較的空いておりました。
皆さん「大沓の湯」に行きがちなので、「小沓の湯」のほうが空いている確率が高いと思います。
偶然タイミングが良かったのか、23時前後に行ったら誰もおらず貸し切り状態で満喫できました。
お食事
朝食、夕食ともに1階のフロント奥にあるレストランでビュッフェ形式で食べられます。
・朝食 : 7:30~9:00
・夕食 : 17:30~20:00
レストランの席が満席になったら大広間を案内されます。
大広間もイス・テーブル席になります。
新鮮な瀬戸内海の海の幸と広島ご当地グルメ満載のお食事をとても美味しく堪能できます。
お食事詳細 : https://www.qkamura.or.jp/ohkuno/dishes/
自転車レンタル
自転車を借りて大久野島をサイクリングで楽しむことができます。
・電動アシスト自転車 (26インチ) : 600円 (2時間)
・普通自転車 (24、20、16インチ) : 400円 (2時間)
北側に上り坂があるので電動アシスト自転車がおすすめです。
1階ロビーに設置してあるピンク色の用紙に必要事項を記入し、フロントに持っていきます。
フロントで鍵とバッテリー、預り証の控えをもらいます。
玄関を出て右手にある駐輪場からタグの番号のチャリを見つけ出します。
バッテリーを装着してロックを開錠したら準備完了です。
※バッテリーは斜めに入れます。
外周路を時計回りでサイクリングします。
一周は約30分で回れます。
展望台方面への自転車の走行はできませんでした。
3段階変速ギア付きで電動アシストは「パワーモード」「オートマチック」「エコモード」の3つのモードがあります。基本は「オートマチック」で、坂道で「パワーモード」に切り替えると良いと思います。
きれいな海沿いをサイクリングするのは爽快です。
途中に降車ゾーンが設けられておりますので、自転車から降りて押していきましょう。
時間になりましたら元の駐輪場に戻し、施錠しバッテリー横の鍵穴に鍵を回しバッテリーを取ります。
フロントに鍵とバッテリー、預り証の控えを戻したら終了です。
夕刻
休暇村に宿泊すれば帰りのフェリーの時間を気にせず、とてもきれいな夕日をうさぎと共に見ながら自然と一体となれます。
上図は日没後に部屋から撮影しました。
夜のお散歩
うさぎは夜行性なので夜に走り回ったりとても活発です。
休暇村前の広場にはとても多くのうさぎたちが餌を求めて集まっていました。
また、夜空はプラネタリウムのように星がきれいに見えます。
イノシシが出没しますので夜のお散歩の際はお気を付けください。
実際に毒ガス資料館付近に出現したのを確認しました。
さいごに
休暇村ではとても快適に過ごすことができました。
うさぎ達と存分に触れ合え、レンタサイクルで島を駆け巡り、美しい夕日を望み、朝晩には美味しいビュッフェを堪能し、温泉に浸かることができるのが魅力です。
ウミホタル発光観察会や朝のお散歩会といった無料のイベントを体験することもできます。
うさぎの餌と軍手、懐中電灯、虫除けスプレーは持っていったほうが良いと思います。
とても良かったのでまた行きます!